マウンテンバイクのえらびかた
始めてマウンテンバイク(MTB)の購入を考えている方は、どんなMTBを選べば良いか悩んでいるはず。
このページを参考にしてください。
1.はじめに
自転車を購入する際には以下の選択肢を選ばなくてはなりません。
わかる範囲であらかじめ決定してください。
使用用途 | どのような使い方をしたいのか。 走る場所・距離・速度・頻度が重要 |
通勤・通学、買い物、お散歩 サイクリング、レース等 |
サイズ | 体型(身長・腕・足)等をあわせる。 使用用途によっても異なる。 |
S、M、L等 |
予算 | 自転車のほかにオプションパーツや諸費用も 考慮し、少し多めに考えておく。 |
オプションは何が必要か? 消費税もお忘れなく… |
色・デザイン | 自分の好み・好き嫌いをはっきりする。 こればかりは店員の目にはわからない。 |
譲れる部分、譲れない部分を はっきりさせる。 |
モデル・グレード | 自転車の耐久性・基本性能に大きく影響する ので妥協はしない事。ほぼ予算により決定する |
素材、重量、強度、精度、乗り心地 ディスクブレーキの有無 、変速段数 |
2. MTBの使用方法
MTBは頑丈でかっこ良くてスピードも出せます。
オプションパーツも豊富で使用範囲がとても広いです。
あなたはどのように使いますか?
〔1〕街乗り |
通勤通学、買い物、お散歩など |
〔2〕ファンライド
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山道、サイクリングなど |
〔3〕レース
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XC、DHなど |
3.サイズ
MTBのタイヤサイズは26インチですが、実際にはフレームの大きさによってサイズが違います。
身長によって乗れるサイズが違うので詳しくは店員にお聞き下さい。
メーカーやモデル、乗るスタイルによってもサイズは異なります。
身長
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サイズ |
mm表記
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インチ表記
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135〜155cm |
XS
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330mm前後
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12インチ前後
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145〜165cm
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S
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380mm前後
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14インチ前後 |
155〜175cm
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M
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420mm前後
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16インチ前後 |
165〜185cm
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L
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460mm前後
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18インチ前後 |
175〜195cm
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XL
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500mm前後
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20インチ前後 |
4.予算
MTBと一言でいってもいろんな種類のMTBが存在します。
予算にあったあなたの一台を見つけましょう。
MTBのタイプ | 解説 |
予算 |
リジットバイク (後ろサスの無い物) |
現在、最も一般的なのがこのタイプ。 Fサスはいまや欠かせないアイテムのひとつ。 軽量でシンプル。価格も比較的安い。 |
3万円〜(Fサスなし) 4万円〜(Fサス付) 10万円〜(レース用) |
フルサスバイク (前後サスペンション装備) |
なんと言ってもカッコイイ! 乗り心地も柔らかい。 重量が重く、ペダリングロスが多少ある。 |
5万円〜 20万円〜(レース用) |
クロスバイク・ コンフォート (オンロード向き) |
舗装路向きのスリックタイヤを装備しハンドルも高く、サドルも柔らかい。 通勤・通学ならコレのほうが使い勝手が良いかも。 ツーリングにも向いてるよ。 |
3万円〜 |
そのほかいろんな自転車があります。
5.フレームの材質・特性
MTBのフレームに使われる材質には鉄(おもにCr-Mo鋼)、アルミニウム、チタニウム、カーボンが使われる。
それぞれの特性と用途に合った材質を選びましょう。
材質
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特徴
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鉄
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ハイテンション鋼
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重量が重く強度が低い。比較的安価なスーパーのMTBに用いられる。 |
Cr-Mo(クロモリ)
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ハイテンに比べ強度が強いのでより軽量化できる。 肉厚を薄くする事により、乗り味の柔らかい軽量MTBも作られる |
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アルミ
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6000系
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溶接性に優れ、加工が比較的容易なので安価で軽量なMTBが作れる。 |
7000系
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最近のアルミフレームでは主流。溶接後も母材と同強度になる為、MTBに適した材料である。 | |
カーボン
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引張強度の強い炭素繊維を使用してパイプ状もしくは一体に成型した物。重量は軽量だがコストが掛かる。 | |
チタン
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常温での加工が難しく価格が高い。乗り味はクロモリに近く、軽量。酸化(錆)がない。 |