IM・西オーストラリア レースレポート

こんにちわ、テックスタッフの梅澤です。
ご報告が遅くなりましたが、アイアンマン・西オーストラリアを無事完走しました
最大目標の「営業時間内ゴール(12:15:00)」を達成することはできませんでしたが、「総合タイム 12:42:03」で、8月末にあったIMジャパンで出した自己ベストを15分ほど更新することができました。

それでは、レースを簡単に振り返ってみたいと思います。
【スイム:3.8km】
 コースは去年と全く一緒で、「バッセルトン・ジェティー」を反時計回りに一周してくるコース設定です。今年の海のコンディションは、ほとんど波が無くほぼプールに近い状態ですごく泳ぎやすかったです。しかし、コースの中盤に若干の波があり、息継ぎのタイミングが悪いと波に被ってしまったことがありましたが、ほぼ気にならないくらい穏やかでした。
 前半の展開としては、コースの外側からスタートしたのでバトルに巻き込まれることはあまりありませんでしたが、体が温まっていないのか、リズム良く、いつものペースで泳ぐことができませんでした。折り返し地点を回って後半からは、泳ぎにリズムが出てきて力強く水をかくことができました。また、波がほとんどなく穏やかだったので、向こう岸にある非常に高~い木がはっきり見えたので、今回はあまり蛇行することなく泳げたと思います。
 出発前の練習では、スイムの仕上がりが非常によかったので今年のタイムは結構良いかもと思っていたのですが、結局タイムは普段と変わらない「01:09:18」でした。なかなか普段の練習の成果を発揮することが難しいものです。
・タイム 01:09:18(1:49/100m)
・カテゴリー順位 101位/162人完走
・総合順位    585位/1402人完走
スイム・ハイライト(You Tube)


 【バイク:180.2km】
 スイムを終えて、トラジション・テントで着替えを済ませた後にバイクに乗り出します。このときアンダーウエアが濡れていたのと気温が高くなかったので、走り出しは若干寒く感じました。しかし、風がほとんど無かったので好タイムが期待できるなと思っていました。
 
 コースの前半は舗装が滑らかなので、35km/h前後で巡航することが出来ました。これぐらいのスピードで走っているととても気持ちがいいものです。エイドステーションで、スポーツドリンクのボトルを受け取り、持参した補給食を計画的に取り1周目を終えました。1周目のタイムが「01:55:00」ぐらいだったので、このペースで行けば「05:45:00」ぐらいで終わる計算でした。しかし、100km地点を過ぎたぐらいから疲労がたまってきて、徐々にペダルに力が入らなくなってきました。さらに、風が徐々に強くなってきました。そして165km地点に差し掛かります。バイクパート最後のエイドステーション付近です。思い返せば、去年ここで両足が攣ってしまい完全にストップしてしまいました。今年はその地点を何事も無く通過しました。しかし、ペダルに力が入りませんので、あまりペースが上がりません。
 
 そして時計を見ると「PM0:30」を過ぎたぐらい。営業時間内ゴールが「PM7:00」。ということは約6時間残っている計算になります。「マラソン:6時間? 楽勝じゃないという思いが頭をよぎりました。はい、ここで勘の鋭い人は気づきます。「時差(-1時間)が計算に入っていない・・・。 すなわち「PM6:00」に帰ってこないとダメなんですね…。焦りました、焦りました。何とか「PM01:00」までに帰れば、5時間は残る計算なのでIMジャパンのマラソン・タイムからすれば、難しくない目標ではありました。そしてバイクパートを終えると、タイムはスタートしてから07:17:50が過ぎていました。

・タイム 06:02:34(平均時速29.79km/h)
・カテゴリー順位 127位
・総合順位 778位
バイク・レースデータ
(ガーミン・コネクト)
バイク・ハイライト(You Tube)
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【ラン:42.2km】
 T2で着替えながら、残り時間を計算していました。「12時間切りなら04:30:00、営業時間なら04:45:00」と計算していて「12時間切りは出来ないかもしれないが、営業時間内なら何とかイケルかもしれない」と思いました。
 そして、ランのスタートゲートを通過します。すると、いきなり脚が攣る 「えっ?、もう攣ってるの?これから42.2km走るんですけど~。」このままだと、営業時間内も怪しくなってマズイ、マズイと思いました。それでも、スタート直後にエイドステーションがあるので、そこで塩分を補給すれば良いかと思ったんですが、欲し
い塩分を含んだ食べ物が無ーーい とりあえず、次のエイドで取れば良いかと思い直して走り出します。
 すると、2km地点の看板が見えてきました。ペース配分の参考にしようと時計を見るとランのラップが8分ちょっと。「待てっ、待てぇーい すると、4:00程度ではないかー! そんなペースで走ったことは人生で1度も無いワイ」 時計のスタート・ボタンを押し忘れていました…。こうなってくると、ペース配分が分からなくなるので、もう残り時間を頼りに走るしかありませんでした。
 全部で4周するコース設定なのですが、最初の1周目が1時間と少し、2周目は約1時間半ぐらいかかっていました。2周目を終えると営業時間内ゴールまで残り時間が02:15:00ぐらいになっていました。すると、また計算が始まります。1周辺り01:07:30で走らないといけない計算です。「えっ、1周01:07:30? 無理、無理・・・。」12:15:00は無理かもしれないけど、とりあえず「12:30:00だったら、なんとか店で見ててもらえるかもしれない」と、そんな思いを抱えつつ、残りを走り始めます。
 コースの途中には家族全員で着ぐるみを着て応援してくれる人や、マイクを片手に大きな声援をかけてくれる人もいました。また、日本語で「カズヨシ、イケ、イケー」と応援してくれる人も居て、すごく元気を分けてもらえます。
 そして、40km地点の看板が見えてきました。この時点でタイムが12:30:00。残りは2.2km、あと少しまで来ました。12時間切りも営業時間内ゴールも出来なくなりましたが、まだ「自己ベスト更新」の可能性は残っていました。このまま行けば更新は間違いないのですが、12:45:00は切りたいなという欲が出てきます。歩くとこのタイムを切れなくなるかもしれないので、出来る限り走ります。そして4周目完了のゴムバンドをもらい「YES YES」と絶叫しました。

そして、フィニッシャーズ・ゲートへと進みます観客とハイタッチしていると、大きな段差につまづいて大転倒します。「足攣って、動かなくなったらどうしよう」と一瞬不安になりましたが、問題はありませんでした。そして進むと、また段差につまづきます。今度は転びませんでした そして「You are an IRONMAN」のコールを受けてフィニッシュすることが出来ました。総合とマラソンの自己ベストを僅かながら更新してレースを終えることが出来ました

・タイム 05:17:08(7:30/km)
・カテゴリー順位 135位
・総合順位 910位
・総合タイム 12:42:03
ラン・ハイライト(You Tube)
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※最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



「IM・西オーストラリア レースレポート」への2件のフィードバック

  1. 梅澤さん、アイアンマン西オーストラリア無事の完走おめでとうございます。それ上、2連続PBの更新とは見事ですね。
    日ごろの厳しいトレーニングをしていたからこそですね。

    バイクパートでは、コンデションが良かったのに、後半の足の痙攣による失速、ランで足が残っていなくて残念でした。梅澤さんのレポートを読むとやはりロングは自己コントロールが大事な競技であると感じました。バイク前半でのでのアベレージをもう少し落としていたら・・・結果は違っていたかもしれませんね。
    改めてロングでのレース運びの難しさと、突っ走らない「我慢・我慢」が必要な競技を感じました。

  2. 小林様
    いつもありがとうございます。
    今年は調子が良かっただけに、少し悔しい結果になりました。これを来シーズンのモチベーションに変えて、更なるレベルアップを目指したいと思います。

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