こんにちわ、テックスタッフの梅澤です。
前回の3日目から間が開いてしまいましたが、4日目はレース日でした。レースを終えたのが遅かったのと疲労が溜まりすぎて、ブログを更新する体力がありませんでした・・・。
今回は、レースの模様についてあげたいと思います。
{スイム}
今回のスイムは…、サメが出たのでキャンセルになりました!!・゚・(ノД`;)・゚・
詳しく言うと、フルディスタンスの前にハーフディスタンスの選手が先にスタートしてるのですが、そのハーフのレースでサメが出ました。ジェティー(桟橋)の先端から約200mぐらいのところに2匹のサメが出たと言うことで、ハーフの選手が途中で引き上げられました。
そして、フルディスタンスの選手はビーチからT1に向かうところから2人ずつのローリングスタート形式になりました。この時点で、エイジ選手のスタートがAM8:00となり、およそスイムを1時間で泳いだという計算になり、私のスタートは8:30ぐらいだったと思います。
このタイムではいつもと同じくらいなので、最終的なフィニッシュの時間は変わらないなと予想していました。
{バイク}
T1からのスタートとなり、いつものトライアスロンとは異なる体力がフルにある状態でのバイクでした。はやる気持ちを抑えて、パワーメーターを見ながらペースを守って…、とは行かず、序盤からオーバーペースな数値が出ていました。「これではイカン!!」と思いながらも、うまく制御することが出来ず、そのまま踏み続けていました。
とりあえず1周目(90km)を終えて、スペシャルニーズに預けたドリンク類を受け取りにいきました。ここでびっくりしたのが、「預けたドリンクがHOTになってる!!w(゚o゚)w オオー!」ということでした。この日の気温は34℃もあり日差しも強く、非常に暑いなかでのレースでした。エイドステーションで渡されるドリンク類も全て温かくなっていて、気温とドリンクの温度で熱中症みたいな状態になり、110km地点あたりで、完全にペダルを踏む力が無くなり、足が攣ったりして何度もストップしました。
また、2周目の途中で、コース上に山火事が発生して、コースがショートカットという事態もありました(私より先を走っていた選手は、フルで走っていました。)
各エイドステーションで、同じように熱中症になって座り込んでいる選手を何人も見ましたし、救急車を何度も見かけるというサバイバルレースの様相を呈していました。今までのレースでもリタイヤが頭をよぎりましたが、今回のレースが一番リタイヤに近づいた気がしました。それでも制限時間までは時間があったので、体を冷やし水分を取って、「ランまで行けば、何とかなるかも」という気持ちで走り続けました。
{ラン}
やっとの思いでバイクを終えることが出来ましたが、補給をまったく受け付けない身体になってしまったワタシの体に、ランを無事に走りきるほどの力もなく…、「でも、ランのエイドは2kmごとだから、とりあえず1つずつクリアしていけばいいか」と思い直し、歩を進めました。
ランコースはジェティーの周辺を往復する4周回のコースになっていて、中心となるジェティーには公園もありたくさんの観客が応援してくれました。「カズヨシ~、ガンバッテー」と日本語で応援してくれるオージーもいて、非常に励みになりました。「あそこまで行けば、あの応援団が待っている。あそこまでガンバロウ!!」という気持ちにさせてくれるのが、この大会の良いところでもあります。
1周目と2周目はチョコチョコ走っていたのですが、3周目から足裏が痛くなりほとんど走れず、4周目は全部歩いてしまいました。それでも、最後の制限時間には間に合うということは分かっていたので、とにかく前へ前へと進みました。
いつもなら最後の4周目を終えて、最後のラップを終えることを意味するバンドを貰ったときに大喜びするのですが、今回はとにかく疲れすぎてて、喜ぶ体力がまったくありませんでした。フィニッシュゲートに入ったときも、「やっと終わる~」という気持ちのほうが強く、大きなガッツポーズをする余裕も有りませんでした。それでも、遅くまで応援してくれた観客の人たち1人1人にハイタッチをしてフィニッシュの余韻に浸り、MCの方も「You are an IRONMAN!!」と盛大に祝福をして、大きなハイタッチとガッツポーズをしました。
これで、11回連続IMWAを完走したことになりましたが、今回のレースは反省することだらけでワースト3に入るくらい残念なレースでしたが、色々と勉強になりたくさんの収穫があったレースだったとも思います。この苦い経験次回のレースで活かして、次は納得のいくレースをしたいと思います。また来年も出るぞぅ~!!☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
最後までお付き合いいただきありがとうございました(⌒-⌒)